看護師になって良かったと思う5つの理由

看護師という職業に就けば、キャリア人生の中で求めている挑戦とやりがいが得られると思いますか?そこで今回は、看護師として働くことの良い面を調査してみました。看護師および助産師の数は、全世界で約2,070万人と推定されており、全医療従事者全体の半数以上を占めていますが、この数字でもまだ、多くの国の人口を助けるにはまだ不十分だといわれています。世界保健機関(WHO)によると、2030年までにさらに900万人の看護師および助産師が必要になる見込みだそうです。ただし、看護師が魅力的な職業である理由は、その需要の高さだけではありません。では早速、看護師であることのメリットをいくつか挙げていきましょう。

  1. やりがいを感じられるから

看護師は、個人的にも職業的にも、最もやりがいのある仕事と考えられています。弱くなっている病人のお世話をし、医療行為や指導によって患者の健康を改善させるのが看護師の仕事です。本当に肉体的・精神的に困っている人に、すぐにサポートやケアを提供することになります。

それゆえ、看護師は常日頃から直接的に人の命を救っており、非常にやりがいがあるといえるでしょう。自分の能力や知識が役に立って、何らかの良い結果に貢献していることを日々実感できるのは、看護師であることの大きなメリットです。毎朝ベッドから出て仕事に向かう理由が、誰かの命を救う可能性があるから、なのです。こんなすばらしい理由は他にないでしょう。

  1. 雇用が安定しているから

先に述べたように、看護師という職業は、発展途上国であろうと経済先進国であろうと、世界の多くの地域において大きな需要があります。実際のところ、看護学部の卒業生の平均就職率は、他の学部や専門分野よりも高い数値を示しています。看護師はどの国や地域においても常に必要とされている人材なので、看護学位を取得した後の就職はほぼ確実でしょう。

  1. 国際的に活躍できるチャンスがあるから

看護師不足は世界各地で起きており、イギリスは2018年にこれを国家的緊急事態と宣言しました。看護師不足の原因は場所によってさまざまですが、そのひとつに高齢化とそれに伴う労働人口の減少が挙げられます。

そのため、世界のほとんどの地域において、看護師は雇用されうる存在となっています。各地の病院やクリニックは、大量の患者に医療サービスを提供するべく、あらゆる人材を必要としているのです。たとえば、1年間海外で過ごしたいという場合でも、何の問題もなく看護師として就職できるでしょう。

特に、看護師は、オーストラリアで大きな需要があるそうです。そのため、オーストラリアに移住する看護師にはさまざまな種類のビザが用意されています。また、オーストリア国内で看護師の学位を取得すれば、ビザの手続き期間が短縮され、永住権が得られる可能性もあるそうです。

  1. プロフェッショナルとして成長できるから

看護師には、看護管理者、高度実践看護師、看護部長など、キャリアアップの選択肢がいくつかあります。これらの役職は、多くの場合、幅広い専門知識や経験を必要とし、経営トップ陣や他の医療専門家から認められなければなりません。

  1. 知名度の高い職業だから

看護師は一般的に、他人の命を預かるエキスパートとして、社会の中で高く評価されています。看護師であるだけで、道徳的、倫理的、そして思いやりのある人として見られるのです。看護師は、自らの才能や特性を生かして、同僚である他の医療従事者や患者と良好な関係を築いていかなければいけません。また前述した通り、世界のほとんどの地域において安定した職業として見られており、尊敬される仕事となっています。